ちゅらさん『ちゅらさん』とは、2001年度上半期NHK朝の連続テレビ小説シリーズのテレビドラマ。同シリーズ (作品) シリーズ史上初の沖縄県を主要な舞台とした作品。全156回。脚本は岡田惠和。NHK朝の連続テレビ小説 連続テレビ小説第64作目。また続編にあたるパート2.3のシリーズ (作品) シリーズ名。2006年秋からパート4の制作も決定した。
タイトルである「ちゅらさん」は美しいさま、立派なさまを褒め称えるときに使用する沖縄の言葉(琉球語)で、近年では「ちゅら」を単に「美ら」とあてる場合をよく目にするが、それは本来の表記(清ら)から離れ、狭義の意味のみをあてた表記である。また、この言葉を「ちゅら」と表記するのも歴史的に最近のことで、平仮名表記を用いるのであれば「きよら」が伝統的仮名遣いとしては正しい(書き言葉「き」は話し言葉における口蓋化によって「ち」と発声する。他の例:今日(きょう)→ちゅー、兄弟(きょうだい)→ちょーでー)。
ちっちゃな雪使いシュガー『ちっちゃな雪使いシュガー』は、2001年12月1日から2002年5月11日まで24回にわたり ビーエス・アイ BS-i で放映された連続アニメ番組である。また、上記とは別に2001年10月3日から2002年3月27日まで東京放送 TBSの深夜枠にて画面の両端をカットされた形ながら先行放映も行われた。
本作品は、『まほろまてぃっく』とともに、黎明期にあった BS-i のキラータイトルとするべく製作されたオリジナルアニメである。しかし、本作品は、主に成人男性のアニメファンを対象とした『まほろまてぃっく』とは対照的に、子供にも楽しく見てもらえる作品であることを目指して製作されたファンタジー作品であり、その内容は人間の少女と妖精の間に生まれた友情と彼女らの心の成長をパステル調のメルヘンチックな世界において描いたものであった。加えて、本作品は BS-i では土曜日の朝という主に子供を対象とした時間帯に放映されたところであり、これも深夜に放映された『まほろまてぃっく』とは対照的であった。